昨年末の当協議会のPLnewsや新着情報でお知らせの通り、米国では食品テロ対策法のFSMA204条が本年1月20日に発効、2026年1月20日からはEnd2Endのデジタルトレーサビリティによる報告義務となります。

北米法ですが国内の食品産業は北米輸出、また北米からの輸入などが多くあり、直接、間接的に国内産業に大きな影響があることは疑う余地もありません。 2025年には大阪万博もあり今の状況では万一食品バイオテロなどが発生すると、国内産業はコロナ感染対応も併せ壊滅的なダメージとなります。

世界では、国依存ではなく産業界が取り組んでいることですので、「製品事故未然防止」の専門団体の当協議会が中心になり食品、雑貨産業界の皆様に、GS1標準を利用しB2Cデジタルトレーサビリティのできる「安全点検アプリ」の試験実装のWGを設置しました。 関心のある企業、団体、個人が参加できます。詳細は下記のPDF にて確認できます。第一段階は1月31日締め切りとし、その後状況を鑑み再募集する予定です。 ご質問などはPDF記載の連絡先にご連絡ください。

>>GS1 2D普及促進WGの提案(PDF)

>>scodtによるトレーサビリティについて2023(PDF)

2023年1月17日
一般社団法人 PL対策推進協議会会長 
渡辺吉明